校内合唱コンクール
                七か条

学級担任のための      (順不同)     (独断と偏見)

第一条      選曲は、生徒たちが決めたのだと思わせる。

@「自分たちが選んだのだ」と思っていることが、その後の持続力に影響する。
Aもし、教師に歌わせたい曲があったら、他のつまらない曲等といっしょに聞かせると、必然的に歌わせたい曲に決まる。

第二条      合わせる(合唱)のを急がない。

@  
パートの音取りが十分でない時点で合わせると、結局うまくいかない。一にパート練習二にパート練習、三四がなくて五にパート練習。

A   長い曲の場合、全体を何箇所かに区切って、合わせながら進む方法もある。

第三条      完成が近づいたら、音の響くところで合唱させる。

@   たいていの場合は、音楽室にじゅうたんが敷いてあるので、もともと響かず、合唱には向かない。教室のほうがまだ良い。

A   風呂場で歌うと気持ちがいいように、響く廊下などがよい。これは、他の学級へのけん制の意味もある。くれぐれも外ではやらない。

第四条      指揮者選びは慎重に。

@   上学年になればなるほど指揮者の影響は強くなり、指揮者が乗ると歌うほうも乗ってくる。

A   密かに、指揮者の練習を音楽担当者にお願いする。

第五条      生徒がちょっとでも良いかなと感じているところで、大いに誉める。

@   むやみに誉めればよいというものではない。誉めるポイントは、生徒の顔つきで判断する。

A   ごしゃいては、八割方生徒のやる気をそぐ。じっと我慢。

第六条      音楽担当者を大いに利用する。

@   ある程度できたら音楽担当者にきてもらい、誉めてもらう。

――ちなみに、私は自分の学級を優勝させたことがない。(他学級に呼ばれ他の学級の指導におわれ)――

第七条      できれば、音楽的に。

      @弱く歌うところは弱く。弱く歌うところがあって始めて、強いところが生きてくる。

生徒リーダーのための                     (順不同)

第一条   合わせる(合唱)のを急がない。

(ア)                  パートの音取りが十分でない時点で合わせると、結局うまくいかない。一にパート練習二にパート練習、三四がなくて五にパート練習。

(イ)               長い曲の場合、全体を何箇所かに区切って、合わせながら進む方法もある。

第二条   完成が近づいたら、音の響くところで合唱させる。

(ア)                 たいていの場合は、音楽室にじゅうたんが敷いてあるので、もともと響かず、合唱には向かない。教室のほうがまだ良い。

(イ)                  風呂場で歌うと気持ちがいいように、響く廊下などがよい。これは、他の学級へのけん制の意味もある。くれぐれも外ではやらない。

第三条   指揮者はえらい。

(ア)                  上学年になればなるほど指揮者の影響は強くなり、指揮者が乗ると歌うほうも乗ってくる。

(イ)                  密かに、指揮者の練習を音楽の先生にお願いする。

第四条   音楽の先生を大いに利用する。

(ア)                  ある程度できたら音楽担当者にきてもらい、誉めてもらう。

第五条   できれば、音楽的に。

(ア)                  弱く歌うところは弱く。弱く歌うところがあって始めて、強いところが生きてくる。

第六条   話す声と歌う声は違う                                                   

(ア)                  地声にならないよう、のどの奥を開けて歌う。

(イ)                  言葉を(詩の内容を)聞く人に伝えるために、口をはっきりと開く。

第七条 精神的にうまくいかなくなったら、何のためにこの取組みをしているのかを一人一人に問いかける。

           リーダーは辛いこともあるが、そこで得た経験は必ず自分の肉となり骨となることを信じて。

                                                             中学校編